盲導犬訓練士は全国に70名ほどしかいなく、競争倍率の高い狭き門になっています。

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盲導犬訓練士になるにはどんな資格が必要?

 

解説をするスーツの女性

盲導犬訓練士は国家公安委員会から指定を受けた盲導犬育成団体によって認定する資格です。
国家資格ではないですが、誰でも認定のできる民間資格とも違います。
各教育団体によって認定基準や試験方法は若干異なります。

 

認定NPO法人全国盲導犬施設連合会という組織もあり、加盟団体は審査員を出して、試験に合格したものを盲導犬訓練士に任命するケースもあります。
このほか、盲導犬歩行指導員という盲導犬訓練士のさらに上の資格もありますが、業務内容は共通していることから、2つの資格をまとめて盲導犬訓練士と呼ぶケースもあります。

 

盲導犬訓練士は国家資格ではないので、資格を持っていない人が訓練を行うケースもあります。
団体によっては特に試験を設けずに日常業務の中で盲導犬育成のために必要な知識やノウハウを習得したスタッフを盲導犬訓練士に任命しているケースもあります。

 

 

盲導犬訓練士として働くには

盲導犬訓練士は育成団体によって付与される資格で、一般の方を対象に試験や審査を行っていません。
つまり、盲導犬訓練士になるには訓練センターなどの育成施設の職員に採用されるしか方法はありません。

 

就職する前に取得できる資格もないので専門学校もありません。育成施設によって高卒以上など学歴の指定はありますが、誰にでもなれるチャンスはあります。

 

しかし、盲導犬訓練士は全国に70名ほどしかいなく、訓練センターなどの施設は毎年新規職員を採用しているわけではありません。
盲導犬訓練士や犬と接する仕事を希望している方も多く、競争倍率の高い狭き門になっています。
基本的には欠員がでないと新規採用の募集をしないので何年も新しい人材を入れていないところもあります。

 

盲導犬訓練士を目指す場合は職員採用募集を始まるのをひたすら待つしかありません。
募集していない間は障害者施設でボランティアやアルバイトなどで働いていると、ポイントが高くなります。

 

また、白杖歩行指導員の資格を取っておくことも採用に有利です。
日本ライトハウス養成部、または国立障害者リハビリテーションセンター学院視覚障害学科より資格取得についての問い合わせをしてみましょう。

 

盲導犬訓練センターは犬と触れ合える仕事という理由で希望する方が多いですが、本質は視覚障害者のサポートをすることです。
訓練士になれば犬と接する機会が増えますが、根本には犬好きの方よりも視覚障害者自立のための社会貢献に対しての想いが強い人の方が採用されやすいです。