盲導犬は状況を常に先読みして盲導犬ユーザーに教える役目があります。

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盲導犬がするサポートの内容

 

盲導犬は目の不自由な視覚障害者を安全に歩行するサポートを行います。
盲導犬は道案内をするナビゲーターの役割をすると勘違いされる方もいますが、道を覚えることは苦手です。

 

立地や行動パターンによっては、駅や病院など特定の場所を覚えることもできますが、基本的には盲導犬ユーザーが道順を覚えて指示を出すことで目的地を目指します。
たとえば、2個目角を曲がるように指示して、角が2回きたら盲導犬がユーザーに合図を出します。

 

つまり、盲導犬ユーザーは必要な場所を頭の中にインプットして、直進や角を曲がる道順を盲導犬に指示を出します。
盲導犬は指示にしたがって合図をするほか、状況に応じて障害物を教えて安全に歩けるようにサポートします。

 

盲導犬ができること

以下3つの基本行動を訓練によって習得しています。

 

  • 角を教える
  • 段差を教える
  • 障害物を教える

 

状況を常に先読みして盲導犬ユーザーに教える役目があります。

 

盲導犬と盲導犬ユーザー

例えば段差や障害物は目の前に来てから教えても気付くのが遅れてしまい事故へ繋がるリスクがあります。
人の前を歩き、危険を察知すると事前に安全な方向へ誘導したり、前もって障害物や段差のある合図を出して盲導犬ユーザーに伝えます。

 

上記の3つの基本パターンがあれば、あとは盲導犬ユーザーは何個目の角を曲がる等のルートに従って目的地を目指します。

 

なお、盲導犬は基本的に信号を察知する訓練を行っていません。犬は色盲で見える世界はほぼグレーなモノクロです。
交差点では、盲導犬ユーザーも一緒になって気配や周囲の行動を察知してGOの指示を出して横断をします。

 

盲導犬は信号の色はわからなくても周囲の交通量は把握できます。車が横断しているときは買い主がGOと指示を出しても進まずに危険を知らせます。

 

 

盲導犬が習得している命令は約30種

訓練所にもよりますが、主に30種の命令を習得しています。
命令は全て英語で行われ、ゴー、ストップ、シット(お座り)など基本的な行動のほかに、盲導犬ならではの命令を覚えています。

 

例えば「シート」と指示を出すと電車やバス、その他公園や待合室の中から空いている椅子の場所を教えてくれます。

 

「ドア」と案内すると、その建物を入口と出入り口のドアを探して案内してくれます。
ドアの前に来ると鼻先をドアノブの前に向けて、出入りに必要なドアノブ操作をする場所まで教えてくれます。

 

「ブリッジ」と指示を出すと階段を教えてくれるなど、大きく分けると指示に従って進む命令と周辺の物や設備を探す命令の2種類の動作をできます。

 

盲導犬も万能ではないので、盲導犬ユーザーはよくできたらGood、だめならNoと盲導犬の行動に成否を教えてあげて共に成長していきます。